ワンピースを楽しんでいく中で懸賞金の推移に注目している人も多いと思います。
ホールケーキアイランド編でのビッグマムとの戦いを経てルフィの懸賞金が一気に上がり、その額が15億ベリーとなったのは記憶に新しいところですね。
これには、ルフィも桁を読み間違えて「懸賞金が下がった」と言っていたほどです。
これまでのルフィの懸賞金の上がり方をグラフで再確認していきたいと思います。
現在、ルフィの懸賞金は15億!
2018年5月2日発売の週刊少年ジャンプNo. 23(5月21日号)で、ルフィの懸賞金が15億になったことが明らかになりました。
単行本だと第90巻第903話になります。
四皇のビッグマム、ジェルマ66との関わりなどからも懸賞金は上がるだろうとは予想できましたが、まさか15億に到達するとは…。
作中では、世間からのルフィに対する評価のひとつとして『5番目の「海の皇帝」現る!!!』とも表現されており、15億という額がどれほど大きな意味を持つのかがひしひしと伝わってきます。
また、この号の表紙にはビビが描かれていたり、本編でも懐かしい顔ぶれが登場するなど、ワンピースファンとしてはかなりワクワクする回でもありました。
さらに、戦いに参加した一味の懸賞金もかなり上がっていることから、作者の尾田栄一郎先生が今回の戦いをいかに重要視しているのかがうかがえますね。
具体的な話の前に懸賞金の算定基準をおさらい
さて、ここで一旦懸賞金の算定基準について再確認していきましょう。
主に海賊などの犯罪者にかけられる懸賞金ですが、その犯罪者の強さはもちろん、政府にとって脅威となるとみなされた者にかけられます。
海賊や革命家等の犯罪者に対して懸賞金をかけることにより、彼らを捕えて政府に引渡した時に貰える賞金だと考えるとわかりやすいかもしれません。
「懸賞金の額は何もそいつの強さだけを表すものじゃない
政府に及ぼす〝 危険度〟を示す数値でもある」(青キジ)
出典:「ワンピース」34巻第320話 p.74 尾田栄一郎 株式会社集英社 2004年8月9日第1刷
海軍本部大将だった青キジの発言なので、信憑性も高そうですよね。
ここからも、基本的な強さはもちろん政府をどれだけ脅かす存在であるのかが懸賞金の金額については重要なポイントとなると言えるでしょう。
ルフィの懸賞金推移&収録巻と話数
それでは、これまでのルフィの懸賞金の推移を詳しく見ていきましょう。
3000万ベリー(vsアーロン)
11巻第96話
ルフィに初めて懸賞金がかけられたのは、ナミを仲間にする際にアーロンと戦った時です。
アーロンを倒したことで政府にも脅威とみなされたと言えます。
東の海(イーストブルー)での賞金アベレージは300万ベリーとのことなので(11巻第96話、ブランニュー談)、3000万ベリーというとかなりの強者ということになります。
アーロンのほか、バギー、ドン・クリークを倒していることも理由になるでしょう。
1億ベリー(vsクロコダイル)
23巻第213話
次に懸賞金が発表されたのは、偉大なる航路(グランドライン)に入り、アラバスタを救うために王下七武海のサー・クロコダイルらバロックワークスと戦った後です。
クロコダイルが元8100万ベリーだったので、それを倒したルフィの1億という額は妥当だと思いました。
(王下七武海に加入後は、懸賞金がその時点の額以上に上がらなくなるので、当時のクロコダイルの実力と見合った懸賞金かどうか正確なところは不明です。)
王下七武海の一角を落としたことでさらに政府の警戒が高まり、1億ベリーの懸賞金がつきました。
この時、同時にゾロにも6000万ベリーの懸賞金がかけられました。
3億ベリー(vsCP9)
45巻第435話
ここで一気に懸賞金が跳ね上がりました。
3億ベリーという額が発表されたのは、空島編でエネルを倒し、その後、ウォーターセブン編、エニエス・ロビー編での戦いを経てからのことでした。
エニエス・ロビー編では司法の島(エニエス・ロビー)を陥落させる、三大将である青キジとの対決、バスターコールの発動、CP9に勝利する、などなど、政府を脅かすには充分すぎるほどの出来事があったため、3億という懸賞金がかけられたのだと思います。
この時には、一味全員に懸賞金がつきました。
まだ仲間ではなかったフランキーにも懸賞金がつき、それがきっかけで共に船に乗ることになりましたね。
4億ベリー(2年後)
61巻第601話
次に懸賞金がアップしたのは〝2年後〟。
一味がバラバラになり、それぞれが修行を経て再集結した時になります。
スリラーバーク編で王下七武海であるゲッコー・モリアに勝利、インペルダウン編で囚人の解放、頂上戦争編でマリンフォード頂上決戦への参加などを経ての4億ベリーでした。
パシフィスタのサーチに「B400000000」と表示されていることで判明しましたが、この金額がどのタイミングでつけられたのかはわかりません。
ただ、個人的にはゲッコー・モリアの懸賞金が元3億2000万ベリーだったということもあり、5億ベリーはかけられるのでは、と予想していたので、少し拍子抜けした思い出があります。
5億ベリー(vsドフラミンゴ)
80巻第801話
2年後に麦わらの一味が本格始動してから初めてかけられた懸賞金が5億ベリー。
魚人島編でのホーディ・ジョーンズとの戦いや、パンクハザード編でのシーザー・クラウンとの戦い、ドレスローザ編でのドンキホーテ・ドフラミンゴとの戦いを経ての金額ですので、5億という額はそこまで驚くほどのものではありませんよね。
むしろ、これだけ大物と戦っていればもう少し上がっても良いのではないかとも思いました。
15億ベリー(vsビッグマム)
90巻第903話
15億ベリーとなったのがホールケーキアイランド編でのビッグマムとの戦いの後。
一気に10億も跳ね上がるという事態にネットも騒然となりましたね。
四皇・ビッグマムと戦い、カタクリら10億レベルの幹部たちを倒したのですから当然といえば当然でしょうか。
3億ベリーから1億ベリーずつ順調に上がっていったルフィ。途中、もう少し高くても良いのでは?と思うこともありましたが、この時の15億ベリーという額には納得です。
懸賞金の上がり方をグラフ化してみると・・・
これまでの懸賞金の推移をグラフにしてみると、とにかく15億になる時の伸び方が異常だということだけははっきりわかりますね。
(桁数が大きいので縦軸の単位は「万ベリー」にしています。)
うっかりすると縦軸足りなくなりそうです(笑)
5億から15億になるまでの話数は102話なので、3000万になるまでの96話と同じくらいのスピードではありましたね。
話数だけで見ているので、エピソード自体の長さなどにより実際にかかった期間となるとまた違ってくるとは思いますが……。
それにしてもなぜ一気に15億なのか?
ルフィの懸賞金が一気に15億にまで上がった理由としては、やはりホールケーキアイランド編での戦いが大きな意味を持つのだということがうかがえますね。
カタクリの懸賞金が10億超えであることがわかった時にはさすがに「ルフィ大丈夫?」と不安になりましたが、ここはしっかり倒してその実力を見せつけてくれました。
四皇の一人であるビッグマムに戦いを挑むということ、そしてカタクリらその幹部たちを倒したということが政府に及ぼす大きな脅威にならないはずはありません。
四皇率いる海賊団の幹部を倒したことは、間違いなくその強さを証明できるものといえますよね。
またその頃、ルフィについては
すでに強力な7つの海賊団を傘下につけており
5千人を超える子分を持つ大船長出典:「ワンピース」90巻第903話 p.51 尾田栄一郎 株式会社集英社 2018年9月9日第1刷
と紹介されるなど、その存在感はさらに世間に広まっていました。
それに加えて、ジェルマ66やタイヨウの海賊団、ファイアタンク海賊団をその場で従えた統率力、四皇率いる海賊団の幹部を倒した強さ、これらの要素が全て加味された結果の金額だったのだと思われます。
ルフィの15億は何番目に凄い?
発表分だけで言うと・・・
1位 | ゴール・D・ロジャー※故人 |
55億6480万ベリー
|
2位 | 白ひげ(エドワード・ニューゲート)※故人 |
50億4600万ベリー
|
3位(現1位) | カイドウ |
46億1110万ベリー
|
4位(現2位) | ビッグ・マム(シャーロット・リンリン) |
43億8800万ベリー
|
5位(現3位) | シャンクス |
40億4890万ベリー
|
6位(現4位) | 黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ) |
22億4760万ベリー
|
7位(現5位) | モンキー・D・ルフィ | 15億ベリー |
8位(現6位) | クイーン |
13億2000万ベリー
|
2020年2月現在で、存命の賞金首の懸賞金ランキングだとルフィの15億は5位となります。
1位はカイドウの46億1110万ベリーとなっています。
故人も含めると、海賊史上最高の懸賞金額はゴール・D・ロジャーの55億6480万ベリー。
これに続くのが、白ひげ(エドワード・ニューゲート)の50億4600万ベリー。
これだとルフィは7位になります。
しかしまぁ、大物ぞろいの中にルフィが。
ルフィと同じ「最悪の世代」と呼ばれるユースタス・キャプテン・キッドが4億7000万ベリー、トラファルガー・ローが5億ベリー、ということを考えると、群を抜いて懸賞金が高いということは確かですね。
【ワンピース】最悪の世代(超新星)メンバーを一覧化!能力や懸賞金もまとめたよ
ルフィの懸賞金は一体どこまで上がるのか?
ルフィのこれまでの懸賞金の推移を見てきましたが、これから先はどこまで上がっていくのでしょうか。
もちろん推測の域は出ませんが、これから四皇を倒していくとなると、また凄い勢いで上がっていくでしょう。
ルフィも四皇と並んでも引けを取らない金額にまでは上がるのではないでしょうか。
これから繰り広げられるであろう戦いや、そのエピソードを純粋に楽しむことを大切にしながら、今後の懸賞金推移も気に留めて見ていきたいなと思います。
まとめ
・ルフィの懸賞金は最新で5億→15億へ
・15億は2020年2月現在公表されている懸賞金ランキングでは5位(存命の賞金首の場合)
・海賊史上最高の懸賞金額はゴール・D・ロジャーの55億6480万ベリー
・同世代では群を抜いている懸賞金額
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グラフどこですか
ぐらふど子様
ぐらふど子様、こんにちは。
コメントありがとうございます。
付け足しましたのでまた遊びにきて下さいね