まだまだ冒険は終わらない『ワンピース』ですが、「ゾロとサンジって仲が悪いの?」ということは長い間言われ続けているテーマでもありますね。
「最初の喧嘩は何巻の何話だったっけ?」と遡ってみたら、あまりにも喧嘩が多すぎて収拾がつかなくなってしまいました(笑)そんなわけで、ゾロとサンジが本当に仲が悪いのかを検証してみたいと思います。
ゾロとサンジは仲が悪いのか?喧嘩ばっかりしてるけど…
顔を合わせれば「バカコック!」「マリモヘッド!」「アホマユゲ!」「クソ剣士!」などと 言い合いが始まるゾロとサンジ。
しかし、はたから見たら「あ、また今日も始まったねー♪」くらいの感覚です。
それは、例えるなら「おまえのかーちゃんでーべそー!」と言い合う子どもの喧嘩を見ているのと同じような気持ちです。
これはつまり、ふたりの間にはこんな喧嘩ができるほどの信頼関係が築けているということにほかなりません。 喧嘩自体はしょうもないやり取りが多いのですが、ここにはふたりの大きな思いも見え隠れしていると思っています。
それは、男としてのプライド、同じ戦闘員としてのライバル心です。ゾロとサンジは、漫画ではまともに名前を呼びあったことがありません。
このことも、今のふたりのそのような関係を暗に示しているものだと考えます。しかし、本当に仲が悪いのなら、協力して闘ったり助け合ったりはできませんし、そもそもこんなくだらない喧嘩もしないのではないでしょうか。
最初の喧嘩は何巻何話だったっけ?
喧嘩ばかりのゾロとサンジですが、最初の喧嘩をした場所はアーロンパークに行く途中でした。巻数でいうと9巻の第76話「ねる」。
アーロンパークに向かったルフィたちを冷たくあしらうナミ。そのナミに手をあげようとしたゾロをサンジが止めたことから、喧嘩が始まってしまいます。
てめェ いい加減にしろ!!!
いい加減にすんのはてめェだ クソ野郎!!
剣士ってのァ レディにも手をあげんのか? ロロノア・ゾロ
なんだと? 何の事情も知らねェてめェが出しゃばるな!!!
出典:ワンピース 9巻 第76話 p.91 尾田栄一郎 株式会社集英社 1997年7月7日 第1刷
どこまでも女性を一番に考えるサンジと、そんなことは全く関係ないゾロとの価値観や性格の相違が見てとれるシーンです。
まとめ
・くだらない喧嘩ばかりだが信頼関係と男のプライドが見え隠れしている
・最初の喧嘩は9巻の第76話
このように、サンジが仲間に加わって間もない頃から、ふたりは今と変わらず喧嘩していました!
もちろん想定内ではありましたが(笑)
ゾロとサンジの喧嘩っていつも笑顔になってしまうような喧嘩なんですよね。 そして、お互いに信頼し合えているからこその喧嘩です。
だからこそ、「ああ今日もみんないつもと変わらず元気で良かったな」という安心感にも繋がっているのかもしれません。
今後、ふたりが顔を合わせて名前を呼び合う時が来たら、それは一体どんな瞬間なのだろうかと今から楽しみになってきました!
ふたりの愛のある喧嘩をずっと見ていたいものですね。
関連記事
【ワンピース】ロビンの「生きたい」は何巻何話だったっけ?アニメも確認
コメント