【ワンピース】キッドの声優は変わった？前から浪川大輔？

「キッドの声優って変わったっけ？」

「浪川大輔さんの他のキャラは？」

ここではユースタス・キッドの声優、浪川大輔さんのあれこれが分かります。

キッドの声優は交代したことある？

シャボンディ諸島編から登場しているキッド。

声優は浪川大輔さんです。

ワノ国編で喋る機会も多くなってきましたが、

初登場から声優の変更はありません。

浪川大輔とは？遍歴が面白い

まずはざっくりプロフィールから

生年月日の「本当は3月29日」というのは学年の関係でずらされたようです。

同学年の4月生まれと3月生まれとでは体力面等だいぶ違ってきますから。

出身校である東京都立神代高等学校は昔ながらの自由な校風からか、著名人を多く輩出しています。

子役時代から売れっ子

母親の友人である鈴木みえさんの紹介の元、小学2年の終わりに劇団こまどりの入団テストを受けます。

鈴木みえさんは『クレヨンしんちゃん』のマサオくんや『ちびまる子ちゃん』のお母さんの声優さんで、現・一龍斎貞友さんです。

（人間国宝6代目一龍斎貞水に入門、ちなみに、同門の一龍斎春水さんは『シティーハンター』の野上冴子の声優）

・『白バイ野郎パンチ&ボビー』の子供役の日本語吹き替えでデビュー

・『E.T.』のエリオット、『ネバーエンディング・ストーリー』のバスチアン、『グーニーズ』のマイキーなど当時の有名な海外映画で主人公の男の子の吹き替えを多く担当

・『ターミネーター2』ではジョン・コナー役も担当

セリフを全部覚えて収録に臨むなど、その仕事ぶりは「天才」とまで言われるほどに。

出だしは順調だったようですがその後、どうなったのかというと…。

調子にのっちゃう

子役時代からヒット作に恵まれたこともあり、ご本人曰く

調子に乗ってしまったんですね。

出典：就職ジャーナル

中学時代は収録で学校を休むのがイヤで、ふてくされて台本も読まずに現場に入ったりして。

高校生になると、部活でやっていたハンドボールの練習に打ち込んで声優の仕事からは遠ざかり、自然と仕事も減っていきました。

出典：就職ジャーナル

子供時代は声優をやっていることで友達から何か言われることもあったでしょうから、

なかなか気持ちの折り合いができなかったのかもしれませんね。

ただ、声優のお仕事が激減したのはいうまでもありません。

高校時代はハンドボールに熱中（現在もハンドボール部は強い）されており、大学ではハンドボール部をつくるほど。

30歳くらいまでキャプテンだったと言いますから、ハマり具合も相当なものかと…。

大学は心理学科だけど

このころのバイトの数も浪川さんの面白いところ。

就職するまでの2年間は家庭教師、ピザの配達、ダンボール工場、引っ越しなどなど、業種が多岐に渡っています。

一方で将来はスポーツの世界で生きていくことを望みますが怪我で断念。

専門は心理学ですが食べていくには狭き門。

自分を見つめ直して声優へ

悩んでいた時期に、たまたま吹き替えの話がくることに。（1年に数本ぐらいはずっと続けられていたようです。）

映画『ロミオ＋ジュリエット』のテレビ放映でレオナルド・ディカプリオさんの吹き替えを担当することになります。

これが浪川さんのターニングポイント。

それからは、アパレル関係の仕事につきながら、声優として生きていくためのチャンスを逃さないようになります。

会社で仕事をすることも、演技の勉強には絶好の機会でしたよ。仕事をしていると、老若男女、いろいろな性格の人に出会うでしょう。

そのたびに相手の物腰や話し方を観察するのが習慣になっていました。

出典：就職ジャーナル

7年ほどアパレル関係のお仕事を併用してやられていたようです。

しかもアパレルの花形であるバイヤーにまで上り詰めています。

その後、海外作品のボイステストに積極的に応募するようになり、徐々に仕事も増えていったのだとか。

（この間バイトもやられています。バイトから正社員への話がくるほどここでも力量を発揮）

いまでは売れっ子声優のお一人として知名度も凄い方ですが、こんな遍歴があったんですね。

たまたま『ロミオ＋ジュリエット』の吹き替えの話がきたわけではなく、やはりそれはご本人が引き寄せたものなのかなという気もします。

もがいても、もがいても、どうにもならない時にひょこっと光の糸が降りてくる瞬間が人生にはあります。

この糸を掴むことを躊躇すると、途端に今までの苦労が水の泡となることさえあります。糸に気づかないことさえあります。

ハンドボールにどっぷりつかっていたのも、多岐に渡るバイトを経験したのも、アパレルのお仕事を7年もやっていたのも、

今となっていえば声優・浪川大輔の芸の幅を広げるための期間ではなかったのかとすら思えてきます。

声優も含めたエンタメ業という職業は「人を喜ばせることが第一」。

いろんな職場で出会った方それぞれに、それぞれの喜びの形があることは、

浪川大輔という人物を作り上げる上で貴重な体験となったようです。

浪川大輔の仕事論

仕事というのはやるうちに向いてくるものだと思うんです。

出典：就職ジャーナル

この言葉は相当に深いです。

名人と呼ばれる職人さんのインタビューを見ていると

「はじめは嫌だったけどやるうちに面白くなった。」

とかいう話をよく聞きます。

それにちょっと似てるなと思います。

どんな職業でも、自分が就いた仕事は責任を持って100％の努力と情熱で真摯に向かい合うこと。

出典：townwork

いま、自分の夢とは違った職業に就いている人でも、

目の前にある仕事を一所懸命こなすことは、必ず将来何かしらの役に立つはずなので、

そのことを常に頭に入れて、真面目に取り組んでもらいたいですね。

出典：townwork

こういう言葉を聞けると、元気をもらえますね。

夢を持つことは大事なことなのですが、

「夢を持たなければならない」

とか

「夢にあった職業でなければならない」

とがんじがらめになってしまうと得られるものも得られなくなります。

夢がある人もない人も一つ一つ今できることを真面目にやっていくというのはとても大切なことですよね。

代表的な作品を見てみよう！

何事にも興味を持って生きてこられた方なので、職歴も多様なのですが、エンターテーメントに関わるお仕事の中でも幅広く活躍されています。

声優業だけに止まらず、俳優、ナレーター、歌手、声優事務所代表取締役と幅が広い広い！

ここでは代表的な作品をまとめていきましょう。

これらはほんの一部。仕事量が半端ないです。

参考：wikipedia

まとめ

・ユースタス・キッドの声優、浪川大輔さん

・一つのことをやり始めるとハマるタイプ

・仕事への向き合い方が真摯

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