シャンクスの腕がないのはなぜ?
わざと?
という疑問にサクッとお答え。
シャンクスの腕がないのはなぜ?
シャンクスがルフィに出会ったのは13年前。
赤髪海賊団が「東の海」フーシャ村を拠点に航海をしていた頃です。
この村に来て1年ほど経った頃。
ある時、ルフィが山賊ヒグマから海に落とされ、近海の主に襲われそうになります。シャンクスは身を呈して彼を救いましたが、その代償はあまりに大きいものとなります。
シャンクスの左腕は近海の主(海王類)に食いちぎられてしまいます。
シャンクスはわざと腕を食われた?
改めてこのシーンを読み直すと、突然沖合に現れてルフィを助けるなど謎の描写もあり、シャンクスが能力者かどうかも不明のため、実際にどういう状況でのあのシーンだったのか詳しいことはわかりません。
ルフィを片腕で抱えながら海に浸かっているので、少なくともこの時点では悪魔の実の能力者ではないと思われますが、同時期に政府の護送船からゴミゴムの実を奪っていることを考えるとかなりの覇気使いではないかと推測。
近海の主にしても10年後のルフィが一撃で倒せる程度なのでそこまで強いわけではないかと…。(一般人には恐いですが。)
にもかかわらず、「シャンクスが片腕を食いちぎられる事態になっているのは疑問」という声も多々見受けられます。
この件に関してファンの間でも色々と推測されていますが、大きく2つ挙げられます。
・単純に必死でルフィを庇った
・海の苛酷さや己の非力さをルフィに教えるためにわざと食われた
該当シーンを見る限り、どちらともとれるので、わざと食われたとは断定はできません。
覇気を発動するほどの時間的余裕が無かったのかもしれません。
ただ、のちに、白ひげもこのように言っています。
おめェ程の男が〝東の海〟で腕一本落として帰って来た時ァ…
誰もが驚いたもんだ
ONE PIECE 45巻434話p78 尾田栄一郎 株式会社集英社 2007年3月7日第1刷
最強と言われた白ひげのこの言葉からも、当時からシャンクスの実力が高かったことが伺えます。
覇気を使おうと思えばできたのにわざと使わなかったのか、使う余裕がないくらい差し迫った状況だったのか…。
判断材料が少なすぎるのでなんとも言えませんが、ルフィに新しい時代を託す思いがあったのは確か。
シャンクスが腕を食われるシーンは初期設定にはなかった
そもそも、シャンクスが腕を食われるシーンは初期設定にはなかった模様。
ネーム段階で当時の担当者から、ヤマ場の演出に対する助言があり、インパクトを残すためにこのシーンを作ったというのが真相(参考:2010年9月27日号 ジャンプ)。
色々と謎が多いのはそれが理由でもあるのかもしれませんね。
まとめ
・シャンクスはルフィを助けようとして12年ほど前に近海の主に腕を奪われた
・わざと腕を食われたのか、ルフィを守ることだけに意識を向けた結果なのか不明
・初期設定には無かった
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