ワンピースのルフィが戦闘時に使う「ギア」はルフィ特有の戦闘方法。
初期の技である「ギアセカンド(ギア2)」はどういう原理で発動しているのか?
その仕組みや反動、初登場回についてまとめます。
ギアセカンドとは?どんな原理?

ワンピースのルフィが使う「ギアセカンド(ギア2)」とは、両足をポンプのように使うことで血流を加速させ、その力で身体能力を爆発的に進化させて使う技です。
「ギア2」を発動させると、ルフィの身体は高温になって赤くなり蒸気が噴出し始めます。
「ギア2」の状態で使う技は、通常時に使う技の強化版となるので、呼び名が「ゴムゴムのJET〜」に変わります。
ルフィはゴムゴムの実の能力者なので「ギア2」使用時の超高血圧状態にも耐えられますが、多用しすぎると体が動かなくなったり、負荷のかけすぎで技が使えなくなるといった反動があります。
ただ、反動が出ていたのは「ギア2」を使い始めた最初の頃だけで新世界編に入る頃にはほとんどなくなっています。
さらには身体の一部分を「ギア2」状態にすることもできるようになっています。
例えば2年後に一味が再集結した61巻第601話。

記念すべきこの回で、パワーアップしたギア2をPX-5にくらわせています。この時は左腕だけを強化しています。
これはもちろんギア2を使い慣れたこともあるとは思いますが、覇気をも身につけそれを技に纏わせることができるようになったこと、そして厳しい修行を乗り越えたルフィ自体の身体能力がさらに強化されている証でもあると考えられます。
ギアセカンドの初登場はいつ?何巻何話?

さて、それではギア2の初登場について見ていきましょう。
ギア2自体は、ロングリングロングランド編で青キジに負けた時に、仲間を守るためには自分の力がまだまだ足りないと思い知らされたルフィが考えた技でもあります。
その思いはこちらのセリフからも伝わります。
「力いっぱい戦う方法を考えた…
誰も失わねェ様に………!!」ワンピース 40巻第387話 p.200 尾田栄一郎 株式会社集英社 2005年12月31日第1刷
そしてギア2の初登場は、ウォーターセブン編、40巻第387話で発動、第388話〝ギア2〟で対ブルーノ戦で実際に戦闘に使用した時でした。

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……と認識していたのですが、なんと劇場版ワンピース『カラクリ城とメカ巨兵』でギア2っぽいものが登場しているとの説が浮上していました。

だとすると、この映画の方が先にギア2が登場しているのではないか?という議論に発展するわけですが、答えは否、です。
映画はあくまでもオリジナルストーリーではないということでそもそもスルーするべきなのかもしれませんが、敢えてそうではないとして考えてみますね。
映画の中では偶然に、かつ無意識に使ったという感じでしたが、その感覚を元にギア2へのヒントを得て技を仕上げ、自らの意志でギア2を発動させ実戦で使用した、という流れがあったのではないでしょうか。
仲間を失いたくないという強い思いがあったからこそ『力いっぱい考えて』あの技が生まれたのですから、やはりここが初登場なのだと考えたいです。
まとめ
ルフィが使用する「ギア2」という技は、足をポンプにして身体中を高血圧状態にすることにより身体能力を上げ、通常の技を数段階強化したものであると言えます。
技自体は同じでも、技を繰り出す手足にかかる圧力が強くなるため、その破壊力も大きくなっているということですね。
この技の初登場については、あくまでもオリジナルストーリーである40巻第388話と考えられます。
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