今回は、ワノ国編の中心であり今なお多くの謎を持つ『光月家』の家紋について見ていきたいと思います。同じような文様のシーンもおさらいしてみましょう。
光月家家紋の一部はルフィの着物の文様!
光月家の家紋がどんなものかというと、単行本82巻第817話で錦えもんの背中に刻まれているものを確認すると分かりやすいかと思います。Tシャツにもなってました↓
家紋について見てみると、実在する家紋である鶴丸(鶴の丸)、九曜、菊輪の3つの紋が組み合わさってできているのですね。
<鶴丸紋>
<九曜紋>
尾田先生の出身地である熊本県。かつての藩主、肥後細川家の家紋も細川九曜と呼ばれるもので九曜紋の一つです。なんでも信長使用の小柄の九曜紋を細川忠興が定紋として貰い受けたのだとか。
<菊輪>
これらの文様はルフィの和服姿の時に度々見られます。
まず、91巻第912話。ルフィが天狗山飛徹に着せられた着物をみると、継ぎ接ぎ部分の文様が光月家の九曜紋の部分に似ています。
91巻の表紙でもカラーで確認できます。
少し遡るのですが、33巻の第310話の扉絵でルフィが着ている着物に描かれている鶴も、光月家の家紋に似ています。こちらは唐草に鶴丸文様といったところでしょうか。掛け軸にもなっていますのでカラーで確認できます↓
こんなにも前から光月家の構想が練りあがっていたんだと思うとなんだか怖い気もしてきますよね(笑)
アラバスタにもあったよね?同じ模様のシーンを集めてみた
82巻第823話では、世界会議に出発するコブラとビビの乗ったアラバスタの船に、九曜紋と似たマークが見えます。
見送る国民たちの振る旗にも同じマークがあることから、これはアラバスタの国旗なのではないかな?と予想しています。
また、ゾウ編に入ってからはフランキーのTシャツに同じ模様がデザインされています。
ちなみに、九曜紋ではないのですがジンベエの着物には、ドクロマークのまわりに菊輪のようなものがデザインされています。(85巻第851話 p.59)
これが菊輪にあたるのかどうかは定かではありませんが、デザインとしては光月家の家紋にも似ています。
このように、様々なところで光月家の家紋に使われている文様が登場しています。
しかし、家紋に使われるデザインが一般の服などに使用されるのかというとそこにも疑問が残りますし、その関係性や使われ方についてはまだわからない部分が多いので改めて考察していけたらと思っています。
まとめ
・光月家の家紋の一部にはルフィの着物の模様と同じ文様がある
・似たようなデザインはワンピースのあちこちで見受けられる
・アラバスタの船、フランキーの服にも同じような九曜紋のデザインがある
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