ワンピースで麦わらの一味となるであろうジンベエ。仲間となればジンベエの役割は操舵手なのか？今回はグリーンルームやタッキングの意味を確認するとともに今後の麦わらの一味におけるジンベエの役割についてまとめてみました。
ジンベエが仲間になった時の役割は操舵手？
現在の最新刊であるワンピース88巻では、ホールケーキアイランドにて奮闘する麦わらの一味のそれぞれの戦いが続いています。
中でも、新しく麦わらの一味となるであろうジンベエがビッグ・マムの起こした高波からサニー号から救うシーンは、今後「かっこいいシーン」や「仲間になった経緯」などといった場面での多く語り継がれていくことでしょう。
そんな男前なジンベエですが、気になるのは麦わらの一味での役割ですよね。
ここで今までの船員の役割を確認しておくと、
ルフィ：船長
ゾロ：戦闘員
ナミ：航海士
ウソップ：狙撃手
サンジ：コック
チョッパー：船医
ロビン：考古学者
フランキー：船大工
ブルック：音楽家
となっています。
では、ジンベエの役割は何なのでしょう？
ここで重要なヒントとなりそうなワンピース88巻での船員の会話を見てみましょう。
何するの!? ジンベエ!!
高速でタッキングする!!
ウソでしょ!? 何で旋回するの!!?
「グリーンルーム」へ入る!!!
!!?
どこだそれ!!
波に向かってどうすんだジンベエ〜〜〜〜!!!
出典：ワンピース 88巻第881話p28.29 尾田栄一郎 株式会社集英社 2018年3月7日第1刷
結局波の中へ逃げて助かるわけですが、そのあとジンベエはこんなことも言っています。
ええ船とええ航海士もおる!!
操舵が良けりゃあ
この船は無敵じゃのう!!!
出典：ワンピース 88巻第881話p31 尾田栄一郎 株式会社集英社 2018年3月7日第1刷
確かに先ほど確認した麦わらの一味の中には操舵手がおらず、これは今後ジンベエが”ええ操舵手”になるという予兆なのかと。
ジンベエは過去にもルフィとともに船に乗ったことがあります。
エースが処刑されると聞いたルフィはインペルダウンに助けに行きましましたがそこにはすでにエースがおらず、代わりにジンベエがエースについて教えてくれました。
このときに初めてルフィとジンベエは出会うわけですが、ともにエースを助けに行くことになり海軍から奪った船でマリンフォードに向かいました。この際にもジンベエは船の操舵手を務めています。（参考：ワンピース 56巻第548話p127 尾田栄一郎 株式会社集英社 2009年12月9日第1刷）
今まではフランキーやブルックが舵を取っていましたが、これで操舵手の枠が決まりそうですね。
グリーンルームやタッキングの意味を見てみよう
ところで先ほども少し触れましたが、ワンピース88巻を読んでいて気になって方もいるでしょう。
「高速でタッキングする!!」「「グリーンルーム」へ入る!!!」というセリフ。
なんかジンベエがかっこいいことを言っているようですが、恥ずかしながら私も最初読んだときにあまり意味が理解できませんでした。
そこで辞書で調べたところ、タッキングとは帆船の方向転換のことで、風の力を利用して走る帆船を風上へ走らせるための方法ということでした。
なるほど、そうやってサニー号はグリーンルームへ入ったわけですね。
そのグリーンルームとはジンベエが言うには
逆巻く波の中に一瞬できる〝波の部屋〟
出典：ワンピース 88巻第881話p30 尾田栄一郎 株式会社集英社 2018年3月7日第1刷
辞書で調べてみたところ、グリーンルームとはうねりが深い所から急に浅いところに来ることによってできた水の空洞だそうで、サーフィン用語として一般的には使われているようです。
サーファーにとってこのグリーンルームに入ることが究極のテクニックとのこと。つまりブルックの言うように、サーファーにとってはグリーンルームとは天国のようなものなのかもしれません。
まとめ
魚人島編で仲間になることが予期されたジンベエでしたが、今まではどのような役割なのかわかりませんでした。
しかし、今回の一件でどうやらジンベエの役割は操舵手になることが濃厚そう。
さらにジンベエはジンベエザメを呼ぶこともでき、ジンベエがいるとあのカームベルトでさえも渡れそうな気がしてきて、かなり心強い人物が仲間となりそうです。
ホールケーキアイランド編での脱出劇、そして今後のジンベエの活躍から目が離せませんね。
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