海賊王ゴール・D・ロジャー。このキャラクターの声優を務めているのは初代は大塚周夫さん、交代後の2代目は津嘉山正種さんになります。
ここでは海賊王ゴール・D・ロジャーの声優についてまとめていきます。
初代声優は大塚周夫!
ゴール・D・ロジャー(ゴールド・ロジャー)の声優である大塚周夫さんは青二プロダクション所属の男性声優さん。
2015年に惜しくも亡くなられていますが、トップクラスの演技力を持つ声優さんであったことは疑う余地ありませんね。
ちなみに大塚周夫さんは「ワンピース」ではロジャー以外の声は担当していません。
ロジャー自体まだほとんど作中で露出していないキャラクターです。にも関わらずロジャーの声は今でも耳に残っている方は多いのではないでしょうか。
ロジャーの声が印象的な理由は勿論役柄や大塚周夫さんの演技がうまいというのもありますが、アニメOPでセリフを言ったり、ナレーションをしていたからというのが一番の原因ではないかと思われます。
ロジャーが喋るOPは「ウィーアー」「Believe」「ヒカリへ」「ウィーゴー!」の4つ。いずれもファンには印象深いOPですよね。
2013年4月7日放送の第590話が最後の出演になります。
若い時はトランクスの草尾毅
ちなみに若い時のゴール・D・ロジャーの声は「ドラゴンボール」のトランクスの声優である草尾毅さんです。「ワンピース」だとコーザやサウロの声も担当しています。
また、声優・大塚明夫さんとは実の親子になられます。
【ワンピース】黒ひげの声優は大塚明夫!ロジャーの大塚周夫とは親子
大塚周夫の他の出演作品を見てみた
「ゲゲゲの鬼太郎」・・・ねずみ男
「ルパン三世 (TV第1シリーズ)」・・・石川五ェ門
「バビル2世」・・・ヨミ
「ガンバの冒険」・・・ノロイ
「名探偵ホームズ」・・・モリアーティ教授
「ドラゴンボール」・・・桃白白
「美味しんぼ」・・・海原雄山
「ピーターパンの冒険」・・・ フック船長
「うしおととら(OVA版)」・・・ とら
「忍たま乱太郎」・・・山田伝蔵(初代)
「ジョジョの奇妙な冒険(OVA版)」・・・ ジョセフ・ジョースター
「デジモンアドベンチャー」・・・ピエモン/アポカリモン
「釣りバカ日誌」・・・鈴木一之助/スーさん
「ソニックX」・・・Dr.エッグマン/プロフェッサージェラルド
「ぬらりひょんの孫」・・・ぬらりひょん
悪役を演じることが多かった大塚周夫さん。
しかしその役柄は硬派で重々しいキャラからコミカルなギャグキャラまで幅広く、それらを巧みな演技力でもって演じ分けていました。
なかでも代表作であるねずみ男のキャラクターの作り込みは身を瞠るものがあります。
元々仕事にストイックな周夫さんですが、こういう演技が良いのではとしばしば水木しげるさんに直訴したり、台詞の印象を和らげるために〝オネエ口調〟で喋ったりとかなり工夫を凝らしているのです
また大塚周夫さん本人にとってもねずみ男は〝いい加減な部分〟に共感できるお気に入りキャラクターだったとのこと。
様々な媒体でねずみ男に対する熱い思いを語っています。
大塚周夫 – Wikipedia
ONE PIECE – Wikipedia
2代目声優は津嘉山正種!変わったのはいつから?
津嘉山正種さんに交代したのは2018年8月12日放送の第894話「夜明け前 侠客団団長ペドロ」から。
ちょうどペドロが自爆するときの回想シーンに当たります。
このシーンはちょっとね…。キャロットのことを思うとこみ上げてくるものがあります。
気を取り直して…。
津嘉山正種さんはドラマから舞台、吹き替えまでかなり幅広く活動されている方。
他にどんな作品に出演されていたのかというと…
<大河ドラマ>
国盗り物語…毛利新助
山河燃ゆ…平井記者
春日局…片桐且元
琉球の風…浦添朝師
八代将軍吉宗…荻生徂徠
葵 徳川三代…石田正澄
北条時宗三浦泰村 役
武蔵 MUSASHI…鐘巻自斎
功名が辻…毛利輝元
八重の桜…神保内蔵助
<映画(実写)>
陰陽師シリーズ…ナレーション
ちはやふる…綿谷始
男はつらいよシリーズ…カメラマンやサイクリングの男など
踊る大捜査線シリーズ…池神静夫(警察庁長官)
<アニメ>
闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜…鷲巣巌(わしずいわお)
逆境無頼カイジ…兵藤和尊
中間管理録トネガワ…兵藤和尊
バトルスピリッツ 少年激覇ダン…ナレーション
<吹き替え>
エド・ハリス
ガブリエル・バーン
ケビン・コスナー
ジェフ・ブリッジス
ジョン・マルコヴィッチ
チョウ・ユンファ
ハリソン・フォード
ピーター・フォンダ
ブルース・リー
マイケル・ダグラス
ライアン・オニール
リーアム・ニーソン
リチャード・ギア
ロバート・デ・ニーロ
など
福本伸行さん原作の「闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜」と「逆境無頼カイジ」は人間の本質に迫る作品。極限の中の勝負やその心理描写に引き込こまれてしまう作品です。
「中間管理録トネガワ」は「逆境無頼カイジ」のスピンオフ作品。コミカルに描かれているので前の2つの作品に比べればはるかに安心してみれます。
「運否天賦」の言葉もここで覚えました(笑)
津嘉山正種さんが演じられているのはどちらも裏社会を牛耳るボス。残忍醜悪な老人で主人公の宿敵の役どころです。
兵藤会長の顔はあまり直視できません…。おまけに津嘉山正種さんの声もはまりすぎているので怖いです。
実写版「ちはやふる」の綿谷名人も津嘉山さんなのですが、とてもとても同一人物には思えません…。
吹き替え担当の俳優さんも、錚々たるおじ様俳優さんばかり。
2代目ロジャーも今後楽しめそうですね。
まとめ
・初代ゴール・D・ロジャーの声優は「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男、大塚周夫さん
・若い時は「ドラゴンボール」のトランクスの声優、草尾毅さん
・声優の大塚明夫さんは周夫さんの実の息子
・2代目は津嘉山正種さんで「逆境無頼カイジ」の兵藤会長の声
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