ワンピースにはとても魅力的な海賊たちがたくさんいます。 その中でも王下七武海は目立つ存在ですね。
ここでは王下七武海の初期から現在までのメンバーを一覧にしつつ、旧現メンバーを強さ順に見てみることにします。
王下七武海とは?
ワンピースにはルフィたちの敵となる四皇、海軍、王下七武海がいて、それらがワンピースの世界では三大勢力となっています。
世界政府によって公認された7人の海賊たち。収穫の何割かを政府に納めることが義務づけられる代わりに、海賊および未開の地に対する海賊行為が特別に許されている。海軍本部、四皇と 並び称される「偉大なる航路(グランドライン)」三大勢力の一角。
大海賊時代、たくさんの海賊がいる中で海軍だけでは海賊を抑えることが難しい為、海軍本部が認める七人の海賊を選び、海賊の抑制の為に海賊行為を許されている存在。
それが王下七武海です。
王下七武海の元ネタとなっているのが、「私掠船」と言われています。厳密に言うと海賊ではないのですが、
私掠船(しりゃくせん、英: Privateer, 仏: Corsaire)とは、戦争状態にある一国の政府から、その敵国の船を攻撃しその船や積み荷を奪う許可、私掠免許を得た個人の船をいう。
似たり寄ったりの部分は大きいです。私掠船から本当の海賊になっちゃった方もいるようです。
初期から現在までのメンバーを一覧にしてみた
初期メンバー(超新星編当初)
ジュラキュール・ミホーク(超新星編当初〜現在)
サー・クロコダイル(超新星編当初〜アラバスタ編)
ドンキホーテ・ドフラミンゴ(超新星編当初〜ドレスローザ編)
バーソロミュー・くま(超新星編当初〜現在)
ゲッコー・モリア(超新星編当初〜頂上戦争編)
ボア・ハンコック(超新星編当初〜現在)
ジンベエ(超新星編当初〜頂上戦争編)
スリラーバーグ編〜頂上戦争編
ジュラキュール・ミホーク(超新星編当初〜現在)
マーシャル・D・ティーチ(サー・クロコダイルの称号剥奪から〜頂上戦争編)
ドンキホーテ・ドフラミンゴ(超新星編当初〜ドレスローザ編)
バーソロミュー・くま(超新星編当初〜現在)
ゲッコー・モリア(超新星編当初〜頂上戦争←除名。頂上戦争により行方不明)
ボア・ハンコック(超新星編当初〜現在)
ジンベエ(超新星編当初〜頂上戦争編)
新世界編当初
ジュラキュール・ミホーク(超新星編当初〜現在)
ドンキホーテ・ドフラミンゴ(超新星編当初〜ドレスローザ編)
バーソロミュー・くま(超新星編当初〜現在)
ボア・ハンコック(超新星編当初〜現在)
トラファルガー・ロー(新世界編〜ドレスローザ編)
千両道化のバギー(新世界編〜)
エドワード・ウィーブル(新世界編〜)
現在のメンバー(ドレスローザ編終了後)
ジュラキュール・ミホーク(超新星編当初〜現在)
バーソロミュー・くま(超新星編当初〜現在)
ボア・ハンコック(超新星編当初〜現在)
千両道化のバギー(新世界編〜)
エドワード・ウィーブル(新世界〜)
欠員2名(ローとドフラミンゴの称号剥奪による)
カッコ内は王下七武海に加入していた時期です。ワンピースの当初から現在までずっと王下七武海に君臨しているのは、鷹の目のミホーク、ハンコック、バーソロミュー・くまの3名です。
ドレスローザ編終了後、ローとドフラミンゴの王下七武海の称号が剥奪となり、2名の欠員が出ています。
メンバーを強さ順にしてみると…
では王下七武海全メンバーを強さ順に並べるとどうなるのでしょうか?
王下七武海は加入した時点で懸賞金が取り下げられます。
ですので、メンバーの懸賞金額は加入前、脱退後の金額になるので、懸賞金の金額だけでは強さは測れません。
ここでは今までの実績や個人的な主観も踏まえながら強さ順に見ていくことにします。暫定的なので順位は今後入れ替わってくることもあるかと思います。
1位 ジュラキュール・ミホーク(異名:鷹の目のミホーク)
元懸賞金は不明、というか懸けられていたのかも不明。
ですが、片腕がなくなる前の四皇赤髪のシャンクスと互角に戦うほどの実力者。世界最強の剣士と謳われています。
未だ実力を発揮しているシーンは見られませんが、王下七武海の中では断トツで強いと推測できます。
愛刀「夜」も最上大業物12工の一振りであり、そこからも強さが垣間見えますね。
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2位 マーシャル・D・ティーチ(通称:黒ひげ)
元懸賞金は0ベリー→四皇の現時点は不明。
・ヤミヤミの実(白ひげ海賊団4番隊隊長サッチから能力を奪う)
・グラグラの実(白ひげから奪う)
の能力者
「体の構造が異形」なためか、一人で2つの実の能力を持っています。
ヤミヤミの実は闇の引力ですべてのものを引き込むことが可能となります。悪魔の実の能力も無効化し、自然系能力者の実体にも触れることができる能力です。
これに白ひげの能力だったグラグラの実の能力を併せ持つのですから、最強といってもいいのかもしれません。グラグラの実の能力では衝撃波で地震を起こすことが可能になります。
残忍で用意周到、豪快でもある黒ひげはカリスマ性(悪の方ですが)も持ち合わせていて、非常に危険視されている人物です。
しかしながら、過信・軽率な部分を白ひげから指摘されているのでミホークよりはワンランク、精神的に下かなと思い2位にしてみました。
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3位 エドワード・ウィーブル(自称「白ひげJr.」)
元懸賞金4億8000万ベリー
エドワード・ニューゲートの息子だそうです。本当かどうかはまだわかりませんが…。
黄猿が「強さだけ」なら白ひげの若い頃のようだと言っているだけあってかなり強いです。
戦闘シーンでの登場がまだなく、悪魔の実の能力者なのかどうかも分からないのですが、白ひげ傘下の海賊団を圧倒的な力の差で壊滅させているあたり、軽視できない人物です。
頭の方があまり良くなく、母親であるミス・バッキンに頭が上がらない状態なので、ここが穴になってくるのかなと思われます。ミス・バッキンの判断が間違えばそこに隙ができそうな気はします。
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4位 バーソロミュー・くま(異名:暴君)
元懸賞金は2億9600万ベリー、元革命軍幹部、元ソルベ王国国王
・ワンピース初期の頃から王下七武海に君臨
・ニキュニキュの実の能力で実体の有無に関わらず弾き飛ばすことが可能
・何らかの理由で政府により人間兵器「パシフィスタ」に改造されている
これらのことを考えると、この懸賞金以上の力を持っていることは間違いないかと思われます。おまけに完全に人格を奪われているので、躊躇、情けといった人間の感情で動かなくていいので余計に強いかと。
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5位 ドンキホーテ・ドフラミンゴ(異名:天夜叉)
元懸賞金は3億4000万ベリー
・イトイトの実の能力で相手を操れる
・糸で分身を作ったり、自身の内臓修復も可能で応用性が高い
・能力は覚醒の域に達している
残忍かつ狡猾な性格で、ロー一人で戦っても勝てなかったと思います。ロー自身もそれがわかっていたからルフィ達と同盟を組んだわけですね。
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6位 トラファルガー・ロー(異名:死の外科医)
懸賞金は2億ベリー→4億4000万ベリー(ロッキーポート事件後)→5億ベリー(ドレスローザ編終了後)
ローは名のある海賊の心臓を100個持って王下七武海に名乗りをあげましたが、四皇打倒のための一つの手段という要素が強いです。その後ルフィ達と同盟を組むことになります。
ですがコラソンの敵討ちの要素も根底にはあったのかなと。
ドレスローザ編ではドフラミンゴを倒せず、ルフィに託す形となりましたので、強さ的にはドフラミンゴより下になるかと思います。
ドレスローザ編終了後には王下七武海から除名され、再度、懸賞金が懸けられることとなります。
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7位 ジンベエ
懸賞金は7600万ベリー→2億5000万ベリー→4億ベリー以上
王下七武海に加入していた期間が長く加入前の懸賞金は高くありません。
頂上決戦後の除名で一気に懸賞金がはね上がりました。現在は4億ベリー以上ということで、王下七武海の中では強い方に分類されます。
魚人特有の強さがあるので、戦いの場所が海など、場合によってはドフラミンゴにも太刀打ちできる強さを持っているのではないかと思われます。
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8位 ボア・ハンコック(異名:海賊女帝)
元懸賞金は8000万ベリー
唯一女性の王下七武海のメンバーですが、18歳という若さで王下七武海入りをしたので懸賞金は低めです。
当初から今まで王下七武海に君臨している実力者です。
男性の多い海賊世界でメロメロの実の能力はかなり優位な能力といえます。
メロメロの実の能力は男性女性を問わず自分に見惚れた者を石化する能力があります。ギリシャ神話のメドゥーサがモデルでしょうね。
【ワンピース】頂上戦争編は何巻何話からどこまで?単行本巻数をチェック
9位 ゲッコー・モリア
元懸賞金は3億2000万ベリー
昔、四皇カイドウとやり合った過去があるせいか懸賞金は案外高いです。
・カゲカゲの実の能力でゾンビ兵を従えることが出来るので兵力的には強い
・自身の過信と野心により四皇カイドウに敗北、その後「他力本願」で海賊王を目指している
ジンベエから一撃を食らったり、ドフラミンゴに消されそうになったりと他の七武海より実力は劣っています。海賊王の器ではないですよね。
ドフラミンゴに消されそうになった時に姿をくらましています。スケスケの実の能力者アブサロムに助けられたのか…?
のちのち再登場すると噂されています。
【ワンピース】スリラーバーク編の単行本巻数!何巻何話からどこまで?
10位 サー・クロコダイル
元懸賞金は8100万ベリー
・スナスナの実の能力者で実体を砂にして攻撃を交わしたり、触れた相手の水分を奪ったりできる
・弱点は水
まだギアの使えない初期のルフィに最初に負けてしまった王下七武海なので、他の王下七武海メンバーと比べるとやはり当時の強さは劣ります。
アラバスタ編終了後、
王下七武海称号剥奪→海軍に逮捕→インペルダウンLEVEL6に収監→頂上戦争後、ダズと一緒に新世界へ
といった流れになっていますので、強くなって再登場する可能性もありますよね。
【ワンピース】アラバスタ編の単行本巻数!何巻何話からどこまで?
11位 バギー(異名:道化のバギー<初登場時>→千両道化のバギー<新世界編>)
元懸賞金は1500万ベリー
バギー海賊団船長→海賊派遣会社「バギーズデリバリー」座長
バラバラの実の能力者。
舌先三寸で世の中を乗り越えてきた感満載の人物。
四皇赤髪のシャンクスと言い合っていたり、昔、ロジャーの船のクルー(見習い)だったりと表面上すごい経歴を持っていることに加え、持ち前の妙なカリスマ性からインペルダウンの囚人たちの崇拝の的となった人物です。
この辺りは若干ウソップに通ずるものがありますね。ドラゴンボールでいうところのミスター・サタンみたいな(笑)
結果、自身より強い仲間を従えることとなりました。
その経歴から頂上決戦後に王下七武海にスカウトされましたが、実力はダントツで王下七武海最弱かと思われます。
まとめ
・王下七武海とは三大勢力の1つで海軍本部が認めた7人の海賊
・旧現メンバーを強い順で並べるとミホーク、ティーチ、ウィーブルが上位と思われる
ルフィ達は王下七武海と関わることが多いのですが、ただ敵として戦うだけではありません。味方をしてくれているメンバーやその場限りですが、同じ目的の上で協力をしたメンバーもいます。
ウィーブルはまだあまり登場していないので、これからどうルフィたちと関わってくるのか楽しみですね。
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