トットムジカの歌詞にあるルーン文字の読み方がわからない…
意味は?
トットムジカのルーン文字の読み方と意味は?
Adoさんの頭の中を文字化すると、冒頭と終わりの読み方は…
Adoさんの公式ツイートをみると、「トットムジカ」の冒頭と終わりのフレーズの読み方が紹介されています。
ガーザ(d)ン タ(テェ)ーーーiク
ガーザ(d)ン タッ ッタッ(トッtトッ)t
ブラー(ブレェーーーー)ク
もともと北欧周辺の古い文字なので、英語の発音ベースの方が雰囲気が出そうです。
中盤のルーン文字については触れられていないので、ここでもう少し詳しく見ていきましょう。
ルーン文字一覧!意味と発音記号もあるよ
ルーン文字は使用されていたエリア共通のものもあれば、北欧ルーン、アングロサクソンルーンなどもあります。
とりあえず、ここではゲルマン共通のもので見ていきましょう。(ゲルマンとルーン文字の関係は下記「ルーン文字とは?」参考)
名称(意味)、発音ともに言語学的に再構(文献に残っていない時代の言語や祖語を理論的に推定すること)されたものなのであくまで参考程度。
再構形には「*(アステリクス)」が付きます。
ルーン文字は1つの文字自体に意味が含まれています。
トットムジカのルーン文字を見てみる
使用されている文字の意味を羅列してみると、
贈り物、神、雹、欠乏、軍神テュール、腫れ物、松、騎乗、人間、氷、馬、領土、太陽、水
と言った内容。
再構形のため推測の域ではありますが、
圧倒的な欠乏と怒り、そういった負の感情を背負って戦ってる感じがします。
「gift」を意味する「X」が、神様からのよくない贈り物を指しているのか、救いを求めて乞うているのか。
誰かに救われたいという思いもあるのかもしれません。
ルーン文字とは?
ルーン文字って何?
一体どこの言語?
この「ルーン文字」というのは、一言で言うと
ゲルマン民族の使用した最古のアルファベット
https://kotobank.jp/word/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%97-151184
成立は1世紀頃と推測されており、そこから中世末にかけて使用されています。
ゲルマン語派に分類されるのがドイツ語、英語、オランダ語、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランド語など。
ざっくり、この辺りの地域が、かつて言語表記に用いた文字です。
いかにも呪術的な要素で使用されていたかに見えますが、ラテン文字にとって変わるまでは、日常生活でも使用されており、身近なものであったようです。
ラテン文字の定着以降、古めかしく神秘的に見える「ルーン文字」が、呪術目的で多く使用されるようになったのは自然な流れ。
ちなみに、「ジェルマ66」のモデルもおそらく古代のゲルマン人と推測されます。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%97
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