世界会議(レヴェリー)編ではバーソロミュー・くまも登場しますね。海軍にはくまと同じ見た目の人間兵器パシフィスタが何体も存在しています。
ここでは、くまも再登場したことですし、パシフィスタやプロトタイプとは何なのか?その初登場は何巻何話だったのかについておさらいしていきます。
世界会議(レヴェリー)編でくま登場!
ワンピース90巻では世界会議(レヴェリー)開幕。加盟国国王が聖地マリージョアに集まってきました。そこで衝撃的な人物が再登場します。
王下七武海バーソロミュー・くまが天竜人の奴隷になっているではありませんか!
バーソロミュー・くまといえば、何かと謎の多い人物。バーソロミュー・くまについてわかっていることといえば
・異名「暴君」
・王下七武海
・元革命軍幹部
・元ソルベ王国国王
・ニキュニキュの実の能力者(掌に肉球)
・何らかの理由で政府によって自ら志願し人間兵器パシフィスタに改造されている
・聖書をもっている
といったところ。
その他の過去については未だベールに包まれています。
どういった経緯で人間兵器に改造されることをよしとしたのか?
非常に興味深いところです。
パシフィスタとは?名前の由来やプロトタイプの意味も確認
ではそもそも人間兵器パシフィスタとは一体どういうものなのでしょうか?
パシフィスタとは
パシフィスタとは、海軍の天才科学者ベガパンクが開発した通称「PX」と呼ばれる人間サイボーグのことを指します。
名前の由来と思われるスペイン語の「pacifista」には「平和主義者」の意味があります。
<パシフィスタの性能>
・鋼鉄以上の硬度
・目にはレーダー
・黄猿のピカピカの実の能力を再現したレーザーを口と掌から発射して攻撃
聖書を持った人間兵器「平和主義者」がレーザーで攻撃するわけですから、随分皮肉な話です。
プロトタイプとは
「prototype」と書きます。
英語で「原型」の他に「試作品」「見本」などの意味を持ちます。量産モデルに発展することを前提として制作されるもので量産前の試作のことを言います。
型で分けてみると…
バーソロミュー・くまは改造手術を受けパシフィスタとなります。改造手術は何度かに分けて行われており、最終的には自我も失っています。
バーソロミュー・くま本人を改造したものを「PX-0」といいこれを元に量産されたものが「PX-○」と続きます。
パシフィスタはシャボンディ諸島での戦いやマリンフォード頂上決戦で使用されていますが、2年後にはそのパシフィスタ達はプロトタイプと呼ばれています。このことからさらに高性能のパシフィスタの存在が伺えます。
型で分けるとこんな感じになります↓
原型…「PX-0」(くま本人)
プロトタイプ…「PX-1」「PX-4」「PX-5」「PX-7」
改造型…「PX-Z」(ワンピースフィルムZで登場)
パシフィスタを一人作る為に軍艦一隻分の費用がかかっているそうです。
例えば、現在の日本でいうと、海上自衛隊のあたご型護衛艦のネームシップの値段は約1千475億円。パシフィスタだと何ベリーになるんでしょうね。
参考:
防衛省経理装備局 艦船武器課 (2011年3月). “艦船の生産・技術基盤の現状について
プロトタイプの初登場は何巻何話?アニメだと何話?
プロトタイプの初登場はシャボンディ諸島での戦いの時なので52巻505話「クマ」、アニメだと399話です。
初登場ではルフィたちと対面したのではなく、ユータス・“キャプテン”キッドとトラファルガー・ローと対戦しています。
2回目以降の登場は何巻何話でアニメだと何話?
パシフィスタのプロトタイプが2回目に登場したのはマリンフォード頂上決戦のエース処刑の直前、57巻561話「ルフィVS.ミホーク」、アニメだと471話です。「PX1」はそれより前から登場しています。
何体ものパシフィスタが戦闘丸に引き連れられ湾頭に現れ、海軍は白ひげ達を挟み撃ちにしようとしました。
まとめ
・パシフィスタとはバーソロミュー・くまを原型とした人間兵器
・パシフィスタの意味はスペイン語で「平和主義者」
・プロトタイプとは量産前の試作のこと
・頂上戦争までのパシフィスタはプロトタイプ
・プロトタイプの初登場は52巻505話、アニメだと399話、二回目以降の登場は57巻561話、アニメだと471話
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