実写版ワンピースの制作会社はどこ?
制作費は?
実写版「ワンピース」の制作会社と制作費をまとめました。
ワンピース実写版の制作会社は「トゥモロースタジオ」
実写版「ワンピース」の制作発表が2017年7月。水面下では2016年から動いておられたようで、2023年8月31日の出航までおおよそ7年が経過しています。
制作会社はTomorrow Studios(トゥモロースタジオ)。
トゥモロースタジオは「プリズンブレイク」などを手掛けたマーティ・アデルスタイン氏が2015年に起ち上げたアメリカの制作会社です。
多くのファンがいる「カウボーイビバップ」の実写版の制作会社もココ。賛否両論あってシーズン1の配信から1ヶ月と経たずに打ち切りとなっているので、今回の実写版への不安は拭い去れませんが、
アデルスタイン氏は
テレビシリーズ史上、最も制作費が高い作品になる
出典:毎日新聞
と豪語。
ハリウッドならではのド迫力に更なる磨きがかかることは間違いないかと思われます。
また映画ではなくドラマとして製作する理由として述べた「ワンピースの壮大なストーリーを映像化するために、潤沢な製作費や良質なスタッフの集まるドラマを選んだ」というコメントから、しっかりと「ワンピース」のためのドラマを制作しようとしていることが見受けられます。
漫画やアニメの実写化作品となると、なにかと苦言を呈されることも多いものですが、今回は原作者の尾田先生が実写化に伴う絶対条件として「ファンを決して裏切らないこと」を挙げ、それを根本にして実現した企画ということ。
先生自身が監修にも入られていますし、少なくとも原作を蔑ろにしたような作品にはならないのではないかと。「カウボーイビバップ」や「ドラゴンボール・エボリューション」のようなことにならないことを切に祈ります。
参考:https://www.tomorrow-studio.com/
尾田先生曰く「恐ろしい額の製作費」
アデルスタイン氏が「テレビシリーズ史上、最も制作費が高い作品」と豪語していただけあって
実写版「ワンピース」の予算は1話あたり1800万ドル。日本円に換算すると約24億7千万円。
アメリカのドラマは1エピソード10億円前後はかかるようです。例えば↓
- 「マルコ・ポーロ」1話あたり約900万ドル
- 「フレンズ」1話あたり約1,000万ドル
- 「ER」1話あたり約1,300万ドル
- 「ザ・クラウン」1話あたり約1,300万ドル
にしてもこれらの倍近く。お金をかければいいってものでもありませんが、かけてあった方が世界観は出しやすくクオリティが高いのも事実。Netflixの半端ない意気込みが伝わります。
推定総予算は1億5000万ドル。
日本円にして
20,653,500,000
一、十、百、千、万…
ぎぃええええ〜!
ざっと206億5千万円です。
(円換算は2023年7月14日13:55時点 1ドル=137.69円)
「ワンピースフィルムレッド」の国内興行収入が約197億円だったことを考えると、全部ぶっ込んでも足りない数字です。
これ、どれくらい大変な数字なのかといいますと、例えば映画「タイタニック」。ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター版も2023年に上映された本作ですが、boxofficemojoのBudget欄には「$200,000,000」と表示されています。およそ2億ドル。
同じく「アナと雪の女王」が1億5千ドルです。
それぞれに映画制作当時の貨幣価値が異なってくるとは思いますが、実写版「ワンピース」は映画「アナと雪の女王」と同額になります。
たしかに「恐ろしい額」です。
参考:https://www.boxofficemojo.com/release/rl3698624001/
https://www.boxofficemojo.com/release/rl357926401/
https://www.digitalspy.com/tv/ustv/g24696/most-expensive-tv-shows-budget/?slide=18
まとめ
・ドラマ「ワンピース」を制作するのはアメリカの制作会社トゥモロースタジオ
・トゥモロースタジオは「カウボーイビバップ」も制作
・実写版『ワンピース』の予算は1話あたり1800万ドル(約24億7千万円)
・推定総予算1億5000万ドル(約206億円)
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