ワンピース803話に出てきた酒鉄鉱という鉱物。読み方は「きてつこう」。この鉱石の産出国が分かれば武器製造の黒幕が割り出せるのではないか?とコアラは考えています。酒鉄鉱が大量の武器に利用されているわけですが、酒鉄鉱という言葉と武器製造で思い出すのはカリブーの扉絵シリーズ「カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」。産出国のモデルも浮かび上がってきます。
「カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」の武器工場では酒鉄鉱を使用?
第68巻からの短期集中表紙連載シリーズ「カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」。
vol.1、「人魚の入江に響く悲鳴」
vol.2、「逃げるのおよしよ。人魚共さん達よォ~!!」
vol.3、「結局ケヒヒ(T◇T)。」
vol.4、「ジンベエさんに連れられて」
vol.5、「コリブー現る」
vol.6、「魚人の速度で海の彼方へ!!」
vol.7、「到着 荒れた海軍支部G-5」
vol.8、「よすぎるもの拾いすぎたヤリスギ准将」
vol.9、「兄助の為 vs.“G-5”!!」
vol.10、「カリブー海賊団 vs.海軍G-5」
vol.11、「兄助救出!!」
vol.12、「脱出のカリブー」
vol.13、「天罰」
vol.14、「命からがらどこかの島」
vol.15、「目覚めるとクソババー」
vol.16、「ババーの美味しいミートパイとしけた金品」
vol.17、「出て行くカリブーにミートパイ弁当、港はあっち」
vol.18、「港を行く道、呼ぶ声『ガブル隊長!!』」
vol.19、「謎の軍隊、ババーが追い払う」
vol.20、「港へ」
vol.21、「気になり戻ればおれを捜索中」
vol.22、「興味津々-何だこの島、武器工場-」
vol.23、「労働者達、武器をとれ!!革命の子ガブル隊長が帰ってきた!!!」
vol.24、「労働者暴動鎮圧」
vol.25、「見せしめ」
vol.26、「取り残されたババーと一枚の写真」
vol.27、「ミートパイ大好きガブル隊長はババーの亡き孫」
vol.28、「早くお逃げガブル、もう戦ってはいけないよ」
vol.29、「ババー吹き飛ぶ」
vol.30、「『お逃げガブル!!』お言葉に甘えて!!」
vol.31、「格上海賊スコッチからの大逃走!!」
vol.32、「港へ出たら見捨てた部下達」
vol.33、「死んだババーが言っていた『何があっても兄弟仲良く!』」
vol.34、「維新軍ガブル隊長の祖母でこれから見せしめる!!」
vol.35、「海岸に軍艦!!」
vol.36、「生きていた隊長!ガブル見参!!!」
vol.37、「労働者を、ババーを、解放せよ!!」
vol.38、「のみこめ支配者スコッチ!!」
vol.39、「のみこめ工場 働く場所を消しちまえ!!」
vol.40、「英雄ガブル」
vol.41、「恐竜現る」
vol.42、「刃向かう者全滅!隊長連行」
vol.43、「手も足も出ぬ強者、一人犠牲になる孫に、せめて最後のミートパイ」
vol.44、「ババーせいぜい長生きしろよ!!革命家ガブル、再び伝説へ」
vol.45、「ガブルは叫んだ!!おばあちゃんを大切に!!!」
vol.46、「ありがとう 孫の様にかわいい 海賊カリブー」
この「命からがらどこかの島」がアイアンボーイ“スコッチ”のいた張りぼての島でしたね。
アイアンボーイ“スコッチ”は第61巻第595話p12でX・ドレークと対峙したときが初登場です。
山も木々も張りぼての島です。このとき張りぼて山は建設途中で骨組みが見えていましたね。
スコッチの肩には18の数字があります。
スコッチの人物紹介はアイアンボーイ“スコッチ”という書き方で、スコッチの名前だけ括弧がついています。アイアンボーイの18番がスコッチということでしょうか?
そうすると17番のアイアンボーイや19番のアイアンボーイも存在するという事になります。
vol.14、「命からがらどこかの島」のときには張りぼて山は完成しています。
またvol.41、「恐竜現る」の恐竜はX・ドレーク。第61巻の時点でスコッチに勝っていたと思っていたんですが、なんでスコッチと同様、カイドウの島にいて、維新軍を鎮圧しているんだろう?カイドウの傘下に入ったのでしょうか?
vol.44、「ババーせいぜい長生きしろよ!!革命家ガブル、再び伝説へ」ではカリブーは黒船に乗っていってしまいます。
この扉絵だけでも様々な疑問がわいてくる訳ですが、この張りぼての島の武器工場が酒鉄鉱を原料として武器を製造しているのではないか?と思われます。原材料が取れるところに工場があるのは自然です。
酒鉄鉱製武器の製造工場および島の守備がスコッチなのか?
スコッチと言うのはスコッチ・ウィスキーの事でイギリスのスコットランドで製造されるウィスキーの事をいいます。
スコットランドは2014年に独立住民投票が行なわれ否決されましたが、1707年イングランド王国とグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(通称イギリス)を作るまで独立国家でした。
スコットランドは西岸大洋性気候で日本も北日本太平洋側などの一部の地域に見られる気候です。緯度の割りに暖かいですよね。
アイアンボーイ“スコッチ”のスコッチはこのウィスキーから取られていると思われます。
スコッチのいる張りぼての島は冬島でこの点もスコットランドと共通しています。
おまけにスコットランドの中部地方は古生代の岩石から成立っている土地柄で産業革命時には石炭と鉄鉱石の産出地でした。
アイアンボーイ“スコッチ”のアイアンは「鉄」です。
しかも扉絵の武器工場の労働者たちは産業革命の産物である労働者階級とリンクします。
イギリスの主要輸出項目の1つがウィスキーです。張りぼての島の主要輸出項目はおそらく酒鉄鉱製の武器。ここもリンクしますね。
こういったことから酒鉄鉱の産地はカイドウの息のかかった張りぼての島と予想されます。
またアイアンボーイ“スコッチ”が酒鉄鉱のとれるこの島の守備を任されていると予想できます。
もしかしたらスコッチそのものが酒鉄鉱で出来ている可能性もありえます。
この張りぼての島のモデルは産業革命時のスコットランドと考えて良さそうです。
まとめ
・短期集中表紙連載シリーズ「カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」でカリブーがたどり着いた張りぼての島では大量な武器製造を行なっている
・酒、鉄、産業革命、労働者つながりから張りぼての島のモデルは産業革命時のスコットランドと考えられる
・アイアンボーイ“スコッチ”は酒鉄鉱の産出地および酒鉄鉱製の武器製造の守備をまかされていると考えられる。
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