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【ワンピース】サンジの母親登場!過去の伏線「誰一人守れんのだ」は何巻?

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こんにちは、ワンちくです。第841話でサンジの母親が登場しました。サンジの母親は病床に伏せっています。サンジの母親についての伏線と思われる箇所が以前にありましたよね。「誰一人守れんのだ」といわれてサンジが動揺したシーン。サンジの母親の伏線と思われる箇所とそれが単行本の何巻だったのかを見ていきます。

 

サンジの母親の伏線は過去にあったのか?単行本第10巻を確認

サンジの母親のことで思い出されるのがこのシーン。

 

しょせん

口先だけの

貴様の

“騎士道”

などでは…

誰一人

守れんのだ!!!

 

 

出典:ONE PIECE 第10巻 第86話 p100尾田栄一郎作 株式会社集英社 1999年10月9日 第1刷

 

東の海(イーストブルー)、アーロンパーク編でクロオビから言われた一言です。

サンジはこの言葉にブチ切れてましたね。

母親のことについて一切触れられてはいませんが、サンジは母親を早くに亡くしています。

第841話の回想シーンで、サンジは入院中の母親のためにお弁当を作り、優しい母親はそのぐちゃぐちゃのお弁当をおいしそうに完食しています。

このクロオビの言葉に激しく動揺したサンジの脳裏には、優しかったサンジの母親がいたんじゃないのかなと考えられます。

 

この言葉の後にこう続きます。

 

ーまさに非力な

人間よ…お前らは

 

出典:ONE PIECE 第10巻 第86話 p101 尾田栄一郎作 株式会社集英社 1999年10月9日 第1刷

 

今読み返してみれば、血統因子を操作されジャッジの「最高傑作」と言われた他の兄弟と異なり、サンジ一人だけ「ただの人間」と周りから蔑まれていた過去とリンクしています。

第10巻の時点で、サンジの過去の設定が決まっていたのだったら、17年前にサンジの生い立ちの伏線を張っていたことになります。毎度のことながらすごいですね。

初期の頃の伏線が回収されていない部分はまだまだあるのでどんな形で回収されていくのか楽しみです。

 

サンジは失敗作じゃない!母親ソラの思いが泣ける

第852話『ジェルマの失敗作』。

姉レイジュから母親ソラのことを聞かされます。

サンジ達四つ子がお腹にいる時(レイジュはその前に生まれている)、母親ソラは父親ジャッジと喧嘩をしています。

血統因子を操作して感情の無い人間兵器に我が子をしてしまおうという父親ジャッジとそれに反対する母親ソラ。

結局血統因子の手術は強行されることに。

母親ソラは子供たちが人間として生まれてくることを望み、血統因子の手術に対抗すべく劇薬をのみます。

結果、サンジだけは感情のある人間として生まれてくることになります。母親にとってそれは失敗などではありません。

子供を守ろうとする母親ソラの命がけの抵抗、それをサンジに伝え逃げるように促すレイジュの優しさに泣けてきます。

「ーまさに非力な人間よ…お前らは」という第86話の言葉はここでも繋がりをみせています。

 

母親の名前がソラだったというのも第852話で判明します。第825話『世経の絵物語』に出てくる「海の戦士ソラ」と一緒の名前になります。

母親の血筋も気になるところです

 

まとめ

・サンジが第10巻第86話の「誰一人守れんのだ!!!」という言葉に過剰に反応したは、サンジの母親についての伏線と考えられる

・「ーまさに非力な人間よ…お前らは」という言葉も「ただの人間」と言われたサンジの過去とリンクしている

・サンジは失敗作ではなく、母親から人間として生まれてくることを望まれていた

 

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