海賊王ゴール・D・ロジャー。このキャラクターの声優を務めているのは大塚周夫さんです。今回は大塚周夫さんについてまとめていきます。
海賊王ゴール・D・ロジャーの声優は大塚周夫!若い時はトランクス
ゴール・D・ロジャー(ゴールド・ロジャー)の声優である大塚周夫さんは青二プロダクション所属の男性声優さんでした。
2015年に惜しくも亡くなられていますが、トップクラスの演技力を持つ声優さんであったことは疑う余地ありませんね。
ちなみに大塚周夫さんは「ワンピース」ではロジャー以外の声は担当していません。
またロジャー自体まだほとんど作中で露出していないキャラクターです。にも関わらずロジャーの声は今でも耳に残っている方は多いのではないでしょうか。
ロジャーの声が印象的な理由は勿論役柄や大塚周夫さんの演技がうまいというのもありますが、アニメOPでセリフを言ったり、ナレーションをしていたからというのが一番の原因ではないかと思われます。
ロジャーが喋るOPは「ウィーアー」「Believe」「ヒカリへ」「ウィーゴー!」の4つ。いずれもファンには印象深いOPですよね。
ちなみに若い時のゴール・D・ロジャーの声は「ドラゴンボール」のトランクスの声優である草尾毅さんです。「ワンピース」だとコーザやサウロの声も担当しています。
大塚周夫の他の出演作品を見てみた
「ゲゲゲの鬼太郎」・・・ねずみ男
「ルパン三世 (TV第1シリーズ)」・・・石川五ェ門
「バビル2世」・・・ヨミ
「ガンバの冒険」・・・ノロイ
「名探偵ホームズ」・・・モリアーティ教授
「ドラゴンボール」・・・桃白白
「美味しんぼ」・・・海原雄山
「ピーターパンの冒険」・・・ フック船長
「うしおととら(OVA版)」・・・ とら
「忍たま乱太郎」・・・山田伝蔵(初代)
「ジョジョの奇妙な冒険(OVA版)」・・・ ジョセフ・ジョースター
「デジモンアドベンチャー」・・・ピエモン/アポカリモン
「釣りバカ日誌」・・・鈴木一之助/スーさん
「ソニックX」・・・Dr.エッグマン/プロフェッサージェラルド
「ぬらりひょんの孫」・・・ぬらりひょん
悪役を演じることが多かった大塚周夫さん。しかしその役柄は硬派で重々しいキャラからコミカルなギャグキャラまで幅広く、それらを巧みな演技力でもって演じ分けていました。
なかでも代表作であるねずみ男のキャラクターの作り込みは身を瞠るものがあります。
元々仕事にストイックな周夫さんですが、こういう演技が良いのではとしばしば水木しげるさんに直訴したり、台詞の印象を和らげるために〝オネエ口調〟で喋ったりとかなり工夫を凝らしているのです
また大塚周夫さん本人にとってもねずみ男は〝いい加減な部分〟に共感できるお気に入りキャラクターだったとのこと。
様々な媒体でねずみ男に対する熱い思いを語っています。
声優以前に俳優だった周夫さんの最後の仕事は?
周夫さんは自身を声優以前に俳優であるとしており、90年代ごろまではかなりの数のドラマに出演していました。
NHKの大河ドラマシリーズやフジテレビ、TBSのドラマでの常連で、周夫さんを見ないクールはなかったと言って良いほどの活躍っぷりだったのです。
また本人いわく苦手なナレーションの仕事でもさかんに活動されていました。そして奇しくも周夫さん最後の仕事となったのはテレビ東京のバラエティ番組『1位じゃなくっていいじゃない』のナレーションの仕事だったのです。
収録の際に「ナレーションではなく芝居をしてやった」と周夫さんは語っていたとのこと。
この番組では息子の大塚明夫さんも声で出演されており、これが最後の親子共演になりました。
もうお二人の共演を見られないというのは非常に残念ですね。
【ワンピース】黒ひげの声優は大塚明夫!ロジャーの大塚周夫とは親子
まとめ
・ゴール・D・ロジャーの声優は「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男、大塚周夫さん
・若い時は「ドラゴンボール」のトランクスの声優、草尾毅さん
・「ルパン三世 (TV第1シリーズ)」の石川五ェ門、「美味しんぼ」の海原雄山もも大塚周夫さんが演じている
・悪役を演じることが多かったが、その卓越した演技力で幅広い役柄を演じ分けていた
・声優の大塚明夫さんは周夫さんの実の息子
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